海外旅行をもっと快適に、もっと満足度高く楽しみたい——そんなあなたに朗報です!KDDIが2025年に実施した「海外旅行に関する調査」から、リアルな旅行者の声をもとに“今、知っておくと得する10のポイント”を厳選してご紹介。次の旅行をさらに充実させるヒントが満載です。
1. 韓国・台湾・ハワイは王道人気!特に30代女性は韓国に夢中
調査によると、海外旅行の行き先として最も多かったのはアジア地域(63.7%)。中でも韓国は圧倒的な人気を誇り、特に30代女性の36%が訪れています。理由は明快で、「近い」「安い」「美容・ショッピング・グルメが充実」の三拍子が揃っているから。台湾も同様に、距離の近さや親日的な文化、食の楽しみがリピーターを惹きつけています。一方、ハワイは「安心・快適・自然」の三拍子が揃った定番リゾートとして根強い人気を保っています。初めての海外旅行や、短期間で充実した時間を過ごしたい人にとって、これらの行き先は外れがなく、今後も“鉄板”であり続けるでしょう。
2. 海外旅行の一番の楽しみは“グルメ体験”!
旅行中に最も満喫したことを尋ねた質問では、「グルメ」が最多の53.2%。これは単なる“食事”という枠にとどまらず、旅先での新しい発見や文化体験そのものといえます。例えば台湾では夜市での食べ歩き、韓国では屋台やカフェでの最新スイーツ体験、東南アジアではローカル料理に挑戦するなど、旅先ごとの個性がダイレクトに味覚に伝わります。さらに、SNSでの「映えるグルメ投稿」も旅の一部となっており、味だけでなく見た目のインパクトも重要視されている傾向があります。旅行先で何を食べるかをあらかじめ調べておくことで、現地滞在の満足度が格段にアップします。
3. 人気観光地は「行ってよかった!」の声が集まる場所
旅行者の声から明らかになった観光スポットは、単なるガイドブック的な「名所」ではなく、“実際に行って良かった”体験が裏付けとなったスポットばかり。たとえば韓国の明洞はショッピングとグルメが融合するエリアとして不動の人気。台湾の九份はノスタルジックな雰囲気と絶景、そしてローカルフードが同時に楽しめる場所として、多くの旅行者の心を掴んでいます。こうしたスポットは観光・体験・写真映えの三拍子が揃っており、初めて訪れる人にも失敗が少ない安心の選択肢。迷ったときは“みんなが推す場所”を素直に選んで正解です。
4. 情報収集は「検索」だけじゃない!SNS時代の旅行準備
旅の計画を立てる際、もっとも多く使われているのは「ネット検索」(37.1%)ですが、近年では「YouTube」(28.4%)や「Instagram」(特に若年層で31.0%)の活用も主流となっています。特に10〜20代では文字よりも映像や写真から直感的に情報を得る傾向が強く、“リアルな旅の様子”を重視しています。実際の旅行者の体験談、現地の雰囲気、店の混雑状況など、検索では分からない生の情報が得られるのがSNSの強み。自分の年代や目的に応じて、情報収集の方法を変えることが理想の旅への第一歩です。
5. トラブルは想定内!「備え」が旅の安心をつくる
今回の調査では約半数(48.9%)の旅行者が何らかのトラブルを経験していることが分かりました。最も多かったのは「言葉が通じなかった」(30.9%)で、他にも「予算オーバー」(20.4%)、「交通機関の遅延・キャンセル」(18.4%)など、旅行を楽しくないものにしかねない出来事が挙がっています。しかし、これらの多くは事前に準備することで対策が可能。翻訳アプリのダウンロード、想定以上の予算設定、交通トラブル時のプランB(代替ルートやアクティビティ)などが有効です。また、トラブルを「体験の一部」としてポジティブに捉えるマインドセットも旅を楽しむ秘訣。旅慣れた人ほど「予想外」への対応力が高く、結果的に満足度も高い傾向があります。
6. 航空券代に不満続出!でも賢く節約できる
旅行中に「高く感じた出費」の1位はダントツで航空券代(54.7%)。円安や原油価格の影響もあり、国際線の航空運賃はここ数年で大幅に上昇しています。しかし、これは“節約の余地が最も大きい”ということでもあります。ポイントは3つ。1つ目は「予約時期」。出発の2~3か月前がベストとされ、キャンペーンも多く見つかります。2つ目は「LCC(格安航空会社)」の活用。手荷物や座席指定の条件を理解すれば、価格以上の価値が得られます。3つ目は「価格比較サイト」の活用。複数のサイトで横断的に検索し、通知設定を活用することで、掘り出し物に出会える確率が高まります。
7. 通信手段は“賢く選べばお得”!ローミングが高評価
海外旅行中の通信手段として最も多かったのは「海外Wi-Fiレンタル」(30.3%)ですが、注目すべきは「海外ローミング」の評価が非常に高かったこと。ローミング利用者の40.2%が「非常に満足」と答えており、近年の定額プランや高速通信の安定性が評価されているようです。旅先でのストレスの一因は「繋がらない」「設定が分からない」といった通信トラブル。その点、ローミングはSIM差し替えも不要で、空港に着いた瞬間から使えるのが大きな利点。短期旅行やデジタル機器に不慣れな人には、特におすすめの選択肢といえるでしょう。
8. “地図とグルメ”は旅の命綱!ネット環境は最優先
インターネットの利用目的で最も多かったのは「地図・ルート検索」(51.0%)と「観光・グルメ情報検索」(40.4%)。スマホ一つで効率的に旅が楽しめる時代ですが、それは“安定したネット環境がある”という前提の上に成り立っています。地図アプリはあらかじめオフライン対応しておくと、通信トラブル時でも安心。さらに、現地での飲食店のレビュー確認、営業時間や混雑状況のチェックにもネットは不可欠です。予約制のレストランや時間限定のイベントなど現地での判断力とスピードが旅の満足度に直結する今、通信環境はもはや“第2のパスポート”と言っても過言ではありません。
9. 若年層は“旅=SNS”の時代に
10代・20代の旅行者のSNS投稿率は41.5%。つまり、彼らにとって旅は“シェアするもの”という側面が非常に強いことが分かります。行き先を選ぶ段階から「映える場所かどうか」が基準になっており、特にカフェ、ストリートアート、ユニークなホテルなど、写真や動画でのインパクトがある場所が人気です。また、リアルタイムでのストーリー投稿やライブ配信を通じて、フォロワーとの双方向的なやり取りも旅の楽しみの一部に。SNSを前提にした旅の楽しみ方は今後ますます進化していきそうです。
10. “近い・安い・楽しい”が揃ったアジアの魅力
アジア地域は旅行先として63.7%という圧倒的な支持を得ています。理由は明快。「移動時間が短い」「物価が比較的安い」「文化が親しみやすい」の3点が揃っており、社会人の短期休暇でも無理なく行けるのが大きな強みです。中でも韓国・台湾・タイ・シンガポールは初めての海外にもリピーター旅にも適したバランスの良い目的地。最近では「ちょっといいホテルで贅沢ステイ」や「推し活」など目的型の旅も増え、多様なスタイルに対応できるのもアジアの強み。コスパ重視派にも、“質重視”派にもフィットする柔軟なエリアです。
調査結果の詳細は下記よりご確認ください。