東京カレンダーは2001年10月から刊行されている月刊情報誌です。東京都内を中心に、大人のための洗練されたライフスタイル情報を発信しています。20代後半から40代前半までの男女を主なターゲットとし、グルメ、ファッション、美容、旅行、カルチャー、恋愛・結婚、インテリアなど幅広いジャンルの情報を提供しています。
美しいビジュアルと上質な文章で、大人の感性を刺激するような内容となっています。信頼できる情報源から情報を収集し、限定特典も提供するなど、読者に質の高い体験を提供しています。
店名をクリックすると関係リンク先が開きます。ネット予約が可能な店には予約サイトへのリンクも付けています。
空間と料理が格別なレストラン
食賢者も惚れ込む店
心斎橋・本町
天満
- IZAKAYA KAMONN(居酒屋)
- 馬鹿坊(中華料理)
- CHIKICHIKI 天満店(焼鳥)⇒ネット予約可
- もつ料理 なかみ堂(もつ鍋)
- 酒の奥田(立ち飲み)
- 天満酒蔵(居酒屋)
- ニカイノ 徒然ルネサンス(立ち飲み)
- 電撃ホルモン ツギエ(焼肉)
福島
関西万博をきっかけに大阪を訪れる関東の皆さん、大阪の「食」は想像以上にディープで、そして懐が深いです。まず思い浮かぶのは、たこ焼きやお好み焼きといった“粉もん”ですが、それはほんの入口。実は、大阪の食文化の真髄は「日常の中の贅沢」にあります。
例えば、庶民派ながら技術が光る「うどん屋」。関東の濃いつゆに慣れた舌には、大阪の昆布だしベースの透明なつゆが新鮮に映るはず。コシよりも“やわらかさ”を大事にする文化も興味深いところです。朝食にうどん、意外とクセになりますよ。
そして忘れてはいけないのが「立ち飲み文化」。ミナミや天満の飲み屋街をのぞけば、昼から一杯やっている人々の姿に、最初は驚くかもしれません。でも、どの店も料理のクオリティが高く、価格はお財布に優しい。まさに「安うて旨い」が地元民の誇りなのです。
さらに、大阪は“全国ご当地グルメの終着駅”でもあります。なぜなら、大阪人は「うまいもん」なら何でも取り入れ、自分たちなりに磨きをかけてしまうのです。
万博の見学の合間に、ぜひ地元の商店街や路地裏の名店も歩いてみてください。そこには、観光ガイドに載らない「ほんまもんの大阪」が、きっと待っています。