映画【少年と犬】滋賀のロケ地・スポット

作品概要

第163回直木賞を受賞した馳星周の同名小説を、『ラーゲリより愛を込めて』の瀬々敬久監督が映画化。東日本大震災から半年後の仙台を舞台に、職を失った青年・和正と、飼い主を亡くした犬・多聞が出会う。聡明な多聞は和正とその家族にとってかけがえのない存在となるが、常に西の方角を気にしていた。

ある日、和正は家族を助けるために危険な仕事に手を染め、事件に巻き込まれる。その混乱の中、多聞は姿を消してしまう。数年後、多聞は滋賀で暮らす女性・美羽のもとに身を寄せていた。悲しい秘密を抱える美羽は、多聞との穏やかな日々に癒されていく。そんな中、多聞を追いかけてきた和正が現れ、二人と一匹の新たな生活が始まる。

傷ついた人々に寄り添いながら、西を目指して歩き続ける多聞には、ある少年との果たされなかった約束があった。高橋文哉が和正を、西野七瀬が美羽を演じ、犬の多聞役には演技犬のさくらが抜擢。震災後の人々の心の機微と、犬との絆を描いた感動作。

※撮影シーンの情報は「滋賀ロケーションオフィス」から引用

サンシャインビーチ(大津市)

琵琶湖湖畔に広がる開放的な公園「大津湖岸なぎさ公園」内にある砂浜です。近江大橋東詰から大津プリンスホテルにかけて続く約4.8kmの公園の中でも特に白い砂浜が特徴で、その名の通り太陽の光を浴びて輝く様子は訪れる人々を魅了します。公園内にはドイツ料理レストラン「ヴュルツブルクハウス」があり、食事をしながら琵琶湖の景色を楽しむこともできます。

撮影シーン

多聞と琵琶湖畔にやってきた美羽が、多聞が一方向を見つめ続けていることに気付く印象的なシーンが撮影されました。

なぎさ公園 におの浜(大津市)

琵琶湖湖畔に広がる広大な公園「大津湖岸なぎさ公園」の一部を構成する砂浜エリアです。サンシャインビーチの北側に隣接しており、近江大橋東詰からほど近い場所に位置します。におの浜はサンシャインビーチのような白い砂浜ではありませんが、広々とした開放感があり、琵琶湖の雄大な景色をゆったりと楽しむことができます。

撮影シーン

琵琶湖畔の公園で美羽が多聞とフリスビーで遊ぶ様子をFacebookに投稿するシーンが撮影されました。また、和正がストリートビューを使って多聞の居場所を突き止めた場所としても描かれました。

メタセコイア並木(高島市)

約2.4kmにわたり約500本のメタセコイアが続く美しい景観で、「新・日本街路樹百景」にも選ばれています。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の表情を見せ、特に紅葉の時期は多くの観光客で賑わいます。ドライブやサイクリングはもちろん、散策にも最適で、SNS映えするスポットとしても人気です。

撮影シーン

美羽が多聞とメタセコイア並木を訪れた様子をFacebookに投稿していくシーンが撮影されました。

R cafe(大津市)

琵琶湖畔の近江舞子にある「R cafe」はハワイアンな雰囲気と料理が楽しめるカフェとして人気です。テラス席からは琵琶湖を一望でき、ロコモコやパンケーキなどのハワイアンメニューの他、地元食材を使った料理も味わえます。ペット同伴も可能で、愛犬と一緒にゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。

撮影シーン

美羽と晴哉のデートシーンが撮影されました。

琵琶湖大橋(大津市/守山市)

滋賀県大津市今堅田と同県守山市今浜町を結ぶ、琵琶湖を東西に横断する全長約1.4kmの有料道路です。1964年に開通し、琵琶湖の南北を結ぶ主要な交通路として、地域住民や観光客の移動を支えています。湖上を走る爽快なドライブが楽しめ、琵琶湖の雄大な景色を360度見渡せる絶景スポットとしても知られています。

撮影シーン

美羽が和正と出会い、和正の車がある琵琶湖畔に向かうシーンが撮影されました。

マリーナクラブリブレ(大津市)

琵琶湖畔に位置するマリーナクラブです。ヨットやSUP(スタンドアップパドルボード)、バス釣りなど、様々なマリンスポーツやレジャーを楽しむことができます。クラブハウスには宿泊施設やシャワールーム、BBQコーナーなども完備されており、琵琶湖での滞在を快適にサポートしてくれます。

撮影シーン

和正が滋賀にたどり着き、琵琶湖畔で車中泊をしているシーンが撮影されました。

びわ湖バレイ(大津市)

琵琶湖を一望できる絶景が魅力の高原リゾートです。冬は雪景色の中でスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ、夏は琵琶湖テラスからの雄大な景色や様々なアクティビティを楽しむことができます。テラスにはカフェやレストランもあり、景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。

撮影シーン

美羽が妹の結婚式に参列するシーンなどの撮影が行われました。

さざなみ街道(草津市/野洲市)

琵琶湖の南湖東岸に沿って南北に走る、風光明媚な湖岸道路です。約10kmにわたり、琵琶湖の穏やかな水面や対岸の比叡山などの景色を眺めながら、ドライブやサイクリングを楽しむことができます。特に夕暮れ時には湖面に映る夕日が美しく、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

撮影シーン

琵琶湖畔を走行する車内で、美羽と和正が会話するシーンなどが撮影されました。

マイアミ浜オートキャンプ場(野洲市)

琵琶湖のすぐそばに位置するロケーション抜群のキャンプ場です。広々とした芝生のオートサイトは全区画AC電源付きで、中には個別シャワーが付いたサイトやキャンピングカー専用サイトもあります。場内には、炊事棟、水洗トイレ、温水シャワー、ランドリーなどの設備はもちろん、子供向けの遊具や広場、売店なども完備されています。

撮影シーン

美羽と和正が琵琶湖畔のキャンプ場を訪れ、和正が美羽に過去を打ち明ける重要なシーンなどが撮影されました。

なぎさ通り(大津市)

琵琶湖畔に整備された美しい遊歩道です。大津港から柳が崎湖畔公園にかけて続く約4.8kmの「大津湖岸なぎさ公園」内に位置し、琵琶湖の雄大な景色を間近に感じながら散策やジョギングを楽しむことができます。特に夕暮れ時には、湖面に映る夕日が美しく、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

撮影シーン

多聞を散歩する和正が、美羽からのメッセージに気付くシーンが撮影されました。

比叡山ドライブウェイ 夢見が丘展望台(大津市)

琵琶湖を一望できる絶景スポットです。標高約300mの丘の上に位置し、眼下には琵琶湖の広大な水面と、遠くには比叡山や対岸の山々を望むことができます。特に夕暮れ時には湖面が茜色に染まり、息をのむような美しい景色が広がります。展望台へは車でのアクセスが便利で、駐車場も完備されています。

撮影シーン

美羽が覚悟を決めて過去を打ち明ける滋賀でのラストシーンが撮影されました。

笠原桜公園(守山市)

琵琶湖に面した場所に位置する桜の名所です。約500本のソメイヨシノが植えられており、例年春には見事な桜のトンネルを作り出します。琵琶湖を背景に咲き誇る桜の景色は格別で、多くの花見客で賑わいます。開花時期にはライトアップも行われ、夜桜も幻想的です。

撮影シーン

西に向かう多聞の旅路の一幕が撮影されました。