2025年6月1日からドンムアン空港とパタヤを結ぶ直通エアポートバスが1日6往復に増便されました。これまで以上に、LCCでタイに到着した旅行者が空港からそのままパタヤへ直行できるようになり、利便性が大幅にアップしています。「バンコクはスルーして、まずはパタヤ直行!」という方にとって、まさに理想的な交通手段が整いました。
バス概要:安い・早い・楽ちんの三拍子
運行を手がけるのはタイ国営の長距離バス会社「トランスポート社(ボーコーソー)」。ドンムアン空港とパタヤ間を、ノンストップでおよそ2時間半で結びます。
- 運行開始日:2025年6月1日
- 本数:1日6往復(合計12便)
- 所要時間:約2時間30分
- 料金:片道155バーツ(約660円)
バンコク市内での乗り換えやGrabの手配も不要。スーツケースを預けたら、そのまま座っていればパタヤに着く、というストレスフリーな移動手段です。
筆者は元々エアアジアを使いスワンナプームに到着していたのですが、そのエアアジアがドンムアン空港発着になり少々困っていました。でも、今回の増便によりドンムアン空港の利便性も上がったため、今まで通りエアアジアを使えそうです。
時刻表:早朝から夕方まで幅広く対応
- 06:30
- 08:00(新設)
- 10:30
- 13:30
- 15:30(新設)
- 17:30
- 07:00
- 08:30(新設)
- 10:00
- 14:30
- 16:00(新設)
- 17:00
朝便が増えたことで、午前中に空港を出発してお昼前にはパタヤに到着することも可能に。帰国日の移動も時間に余裕が持てるスケジュールになっています。また、パタヤ発が16時と17時の2つになったことで、出発日もパタヤでのんびり過ごすことができそうです。
なにより、増便されたことで混雑が解消されることが嬉しいですよね。タイミングが合わないと、1時間以上待つこともありますし。
乗車場所と降車ポイントもチェック
- 国際線ターミナル(T1):1階2番ゲート付近
- 国内線ターミナル(T2):1階11番ゲート付近
- バスのりば:サービスホールビル1階、4番または5番ホーム
- ノースパタヤ交差点
- セントラルパタヤ交差点
- サウスパタヤ交差点
- テーププラシット交差点(到着便によっては手前で終了する場合あり)
※パタヤから空港へ向かう際の乗車場所は、スクンビット通り沿いにあるトランスポート社オフィスです。
チケット購入方法:当日購入もOK、事前予約も可能
- 空港のチケット窓口で直接購入
- 公式サイト(TCL99)からオンライン予約
- LINE公式(ID:@TCL99)での予約も対応
※オンラインでは一部クレジットカードが使えない場合もあるので、現地での支払いに備えて現金やQR決済の準備を。
まとめ:LCCユーザーにとって、最強のアクセス手段
バンコク北部に位置するドンムアン空港は日本発のLCC便の発着地として人気。これまではスワンナプーム空港発のパタヤ行きバスに比べて、ドンムアン利用者は移動にひと手間かかっていました。
今回の増便により、「LCC+パタヤ」という旅の黄金ルートが、より現実的に。乗り換えの不安やタクシー代の心配もなく、コスパよくパタヤ入りしたい人にはベストな選択肢です。
さあ、あとはバンコク行きの航空券を取るだけです。今年の夏もパタヤで楽しみましょう。