【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】京都のロケ地・スポット

作品概要

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、七月隆文さんの同名小説を原作とした、切なくも美しいラブストーリー映画です。主人公の高寿と愛美の出会いは、まるで運命のいたずら。しかし、その恋には悲しい秘密が隠されています。二人の切ない恋物語は、観る者の心を揺さぶり、感動と涙を呼び起こします。

この映画では時間が逆行するというユニークな設定が登場します。この設定が二人の恋をより一層切なく、そして美しく描いています。また、映画の舞台となる京都の美しい風景は物語に深みを与えています。特に二人のデートシーンで訪れる場所などは実際に訪れてみたくなるような魅力があります。

星評

京都市動物園

京都市動物園は歴史と自然が調和した素敵な動物園です。美しい緑いっぱいの園内を散策しながら、様々な動物たちとの出会いを楽しめます。この動物園は日本で2番目に古い動物園として知られ1903年に開園しました。

使われたシーン

デッサンの課題でキリンの絵を描いていた高寿(福士蒼汰)が愛美(小松菜奈)と再会する場所

宝が池公園

広大な敷地内には宝が池という美しい池を中心に、緑豊かな林や遊歩道が整備されています。四季折々の花が咲き、野鳥のさえずりが響き渡る、まさに自然の中にいるような感覚を味わえます。

また、子どもたちが自由に遊び、創造性を育むことができる「子どもの楽園」というエリアがあります。大型遊具や砂場、水遊び場など、子どもたちが安全に楽しく遊べるように設計されています。

使われたシーン

この作品がクランクインした場所。高寿(福士蒼汰)のお気に入りの場所として愛美(小松菜奈)を連れていき連絡先を交換しました。また、高寿が子どもの頃に池で溺れるシーンでも使われています。

三条大橋

京都を代表する橋の一つです。古都の風情を今に伝えるこの橋は、単なる交通の要衝としてだけでなく、歴史や文化、そして人々の生活と深く結びついています。室町時代にはすでに存在していたとされ、江戸時代には東海道五十三次の西の起点として、多くの人々が行き交う場所でした。

使われたシーン

高寿(福士蒼汰)と愛美(小松菜奈)が最初のデートで待ち合わせる場所

鴨川デルタ

京都の鴨川デルタは賀茂川と高野川が合流する地点に形成された三角地帯のことで、市民の憩いの場として、そして多くの観光客が訪れる人気のスポットです。鴨川デルタには亀や鳥の形をした飛び石が多数あり、子どもから大人まで楽しめます。

使われたシーン

高寿と愛美がデートした時に飛び石を渡ったり、愛美が高寿の写真を撮るシーン。この作品のクランクアップの場所でもあります。

古川町商店街

古川町商店街は京都市東山区にある、歴史と情緒あふれる商店街です。古くは「東の錦」と呼ばれ、栄華を極めたこの商店街は、今もなお地元の人々に愛され、観光客からも注目を集めています。知恩院や八坂神社など京都の観光名所へのアクセスも良く、観光のついでに立ち寄るのに便利です。

使われたシーン

高寿と愛美が並んで楽しげに買い物をするシーンや、愛美が一人でさみしく歩くシーン

京都府立植物園

京都府立植物園は四季折々の花々が咲き誇る緑豊かな空間です。約12,000種類の植物が栽培されており、まるで自然の中にいるような気分を味わえます。桜のライトアップやバラフェアなど、季節ごとに様々なイベントが開催されます。

使われたシーン

高寿が愛美に「ぼくと付き合ってください」と告白するシーン

宝ヶ池駅(叡山電鉄)

宝ヶ池駅は京都の風情あふれる叡山電鉄の駅の一つです。周辺には豊かな自然が広がり、のんびりと過ごしたい方におすすめのスポットです。木造の駅舎はどこか懐かしい雰囲気で、思わず写真を撮りたくなるような可愛らしい外観です。

使われたシーン

序盤で高寿がこの駅で電車を降りた愛美を追いかけて「一目ぼれしました」と告白するシーン

京都精華大学

京都精華大学は芸術、デザイン、マンガなど、クリエイティブな分野を学ぶことができる私立大学です。美しい自然に囲まれたキャンパスで、個性豊かな学生たちがそれぞれの才能を磨き上げています。

使われたシーン

高寿が通う美術大学のモデルとなっている大学です。高寿が上山(東出昌大)に、愛美との出会いについて話すキャンパスのシーンなどを撮影

柳小路

柳小路は京都の四条河原町の裏路地にある、風情ある小さな通りです。古くから続く街並みが残り、現代的なお店も増えており、新旧が融合した魅力的な空間となっています。

使われたシーン

アンティークショップのある商店街のシーンを撮影

茶山・京都芸術大学駅

茶山・京都芸術大学駅は京都市左京区にある叡山電鉄叡山本線の駅です。2023年に駅名が変更され、より多くの人に親しまれるようになりました。駅名にもなっている京都芸術大学への最寄り駅です。

使われたシーン

高寿の借りた部屋の最寄り駅の設定。二人が初めての夜を共にした後に、高寿が帰宅する愛美を送っていくシーンや、始発でやってくる愛美を迎えるシーンなどを撮影

sowgen brocante

sowgen brocante(ソウゲン ブロカント)は京都で人気のアンティークとブロカントのお店です。古道具や家具、食器など、様々なアンティークが揃っており、その独特な世界観が多くのファンを魅了しています。

使われたシーン

高寿と愛美が訪れるアンティークショップとして登場

ガーデンミュージアム比叡

ガーデンミュージアム比叡は比叡山の山頂に広がる、まるで絵画の中に迷い込んだような美しい庭園です。フランス印象派の画家たちが描いた風景や花々をモチーフに、庭園の中に陶板で再現された名画が展示されています。

使われたシーン

奥に琵琶湖が見える見晴らしの良い場所で、高寿が愛美に「一緒にいるとつらい」と思いをぶつけるシーンを撮影

もっこ橋

もっこ橋は京都市左京区の白川に架かる小さな橋で正式名称はありません。その独特な形状と周辺の緑豊かな風景は、写真映えすること間違いなしです。

使われたシーン

近くの堀池橋とともに高寿の生活エリアとして設定。高寿と愛美が初めて手を繋ぐシーンを撮影

京都三条会商店街

京都三条会商店街は堀川三条から千本三条まで東西に約800m続く、西日本最大級のアーケード商店街です。地元の人々の生活に根ざした老舗店から新しいお店まで、約180もの店舗が軒を連ねています。

使われたシーン

高寿と愛美がデート中にピザをテイクアウトした商店街

叡山電車

叡山電車は京都の美しい自然の中を走る風情ある電車です。古都の情緒とモダンな雰囲気が融合し、多くの観光客や地元の人々に愛されています。窓からは四季折々の美しい自然を楽しむことができます。特に紅葉シーズンはもみじのトンネルが幻想的な光景を作り出します。

使われたシーン

電車内のシーンやエンドロール等で多数利用されました