【地球絶景紀行 シーズン1】エピソード21「山紫水明の天地 桂林(中国)」のロケ地・スポット

番組概要

地球絶景紀行はBS-TBSで放送されているドキュメンタリー番組です。2010年から放送されており、これまで400回以上放送されています。番組内容は、世界中の絶景をハイビジョンカメラで撮影した美しい映像と音楽で紹介するというものです。旅のナレーションを担当する旅人はシーズンごとに変わり、現在は森高千里さんが担当しています。シーズン1は安田成美さんが担当していました。忙しくてなかなか旅に出かけられない。そんな方が自宅で旅人気分になれる番組です。

桂林

桂林市は中国の広西チワン族自治区北東部に位置する都市です。カルスト地形と呼ばれる独特の地形が作り出す、山水画のような美しい風景で世界的に有名な観光地です。

象鼻山

桂林市といえば奇岩怪石が連なる山水画のような風景が有名ですが、その中でも最も有名な観光スポットが象鼻山です。漓江の中にそびえ立つその姿は、まるで象が鼻を伸ばして水を飲んでいるかのように見え、桂林のシンボルとして親しまれています。

これは3.6億年前の海底に沈んだ石灰岩が長い年月をかけて風雨に侵食され、現在の象のような形になったと言われています。自然の力によって作られた芸術品と言えるでしょう。

桂林美術館

桂林美術館は桂林の豊かな自然と文化を背景に、現代美術を中心に様々な作品を展示しています。地元のアーティストの作品はもちろん、国内外のアーティストの作品も紹介されることがあります。

桂林の美しい風景や、少数民族の文化など、地元の特色が反映された作品が多く展示されています。

桂林米粉

桂林米粉は桂林市周辺で古くから食べられている郷土料理です。細い米粉を熱湯で茹で、様々なトッピングを乗せて食べるのが特徴です。そのシンプルな中に奥深い味わいが凝縮されており、地元の人々だけでなく、観光客からも大人気です。

陽朔 Yangshuo

桂林市の南東に位置する陽朔(ようさく)は、中国を代表する観光地の一つです。桂林の美しい山水画のような風景を最も身近に感じられる場所として知られており、多くの観光客を魅了しています。

陽朔の中心街である西街は、ヨーロッパ風の建物が立ち並び、おしゃれなカフェやレストランが軒を連ねています。

畳彩山

畳彩山は桂林市街地の北部に位置し、漓江の西岸にそびえ立つ山です。その名の通り、岩盤が水平に何層にも重なっており、まるで色とりどりの絹や緞子を畳み重ねたように見えることから名付けられました。

明月峰の山腹には風洞と呼ばれる洞窟があります。一年を通して風が吹き抜け、涼やかで神秘的な空間が広がっています。

龍脊棚田

龍脊棚田は中国の広西チワン族自治区桂林市龍勝各族自治県にある、世界的に有名な棚田です。その壮大なスケールと美しい景観は、まさに自然が作り出した芸術作品と言えるでしょう。

龍脊棚田は、ヤオ族など少数民族の村落が点在しており、伝統的な生活様式や文化に触れることができます。

草坪 Caoping

桂林と言えば漓江クルーズやカルスト地形が有名ですが、実は草坪という美しい村も存在します。漓江クルーズの途中に現れるこの村は、その独特の風景と静けさで、多くの観光客を魅了しています。

草坪は漓江の岸辺に位置し、周囲を緑豊かな山々に囲まれています。まるで水墨画のような風景が広がり、訪れる人を癒やします。

黄布倒影観景点

黄布倒影(ホウプトウエイ)は、桂林の漓江沿いに位置する、中国を代表する絶景の一つです。漓江の水面に映る、黄色の布をかけたように見える岩山が特徴で、その美しい風景は、中国の20元札の裏側にも描かれているほど有名です。