タイ・エアアジアはベトナム北部最大の港湾都市であるハイフォンへの直行便を7月16日に就航しました。現在、運航本数は週4便(月・水・金・日)となっています。この新たな路線はドンムアン国際空港(バンコク)とカットビ国際空港(ハイフォン)を結び、タイとベトナム間のアクセスをさらに強化します。
タイ・エアアジアは近年成長著しいベトナム市場へのコミットメントを強化しており、ハノイ、ホーチミン、ダナン、フエ、ニャチャン、カントーに続く、ベトナムで7番目の就航都市となります。これにより、ビジネス渡航者だけでなく、観光客にとってもベトナム北部への新たな扉が開かれます。
ハイフォンってどんな都市?その魅力とは
「ハイフォン」と聞いて、すぐにピンとこない方もいるかもしれません。ハイフォンはベトナム北部に位置する、ハノイに次ぐ経済規模を持つ重要な港湾都市です。フランス植民地時代の影響を強く受けた美しい建築物が残り、「東洋のパリ」とも称されることがあります。
ハイフォンの主な魅力は次の通り。
- 歴史と建築: フランス植民地時代の面影を残すコロニアル様式の建物が多く、歴史的な街並みを散策するだけでも楽しめます。ハイフォン大劇場やゴシック様式の教会などが有名です。
- シーフード: 港町ならではの新鮮で美味しいシーフードが豊富に楽しめます。ローカルな食堂から高級レストランまで様々な選択肢があります。特に「バインダークア(カニ麺)」はハイフォンの名物料理です。
- ビーチリゾートへのアクセス: ハイフォンからは美しいビーチが広がるカットバ島や、世界遺産ハロン湾へのアクセスも良好です。日帰り旅行や短期滞在で、自然豊かな景色を楽しむことができます。
- 穏やかな雰囲気: ハノイやホーチミンのような大都市と比べると、比較的落ち着いた雰囲気で、ベトナムの日常生活をより身近に感じることができます。
新路線で広がる旅の選択肢
タイ・エアアジアのハイフォン線就航により、タイからのベトナム北部へのアクセスが格段に向上し、ハノイだけでなく、新たなベトナムの魅力を発見する旅が可能になります。ビジネス利用はもちろんのこと、ハロン湾やカットバ島へのゲートウェイとしてもハイフォンが注目されることでしょう。
この新路線を利用して、歴史と自然が織りなすハイフォンの魅力をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

