【ソロ活女子のススメ シーズン4】第6話「ソロミュージアムでカハクガールズに『明るい未来』を」のロケ地・スポット

国立科学博物館

東京都台東区の上野恩賜公園内に位置する「国立科学博物館」は、日本で唯一の国立の総合科学博物館です。1877年（明治10年）に創立された「教育博物館」を前身とし、自然史から科学技術史まで、幅広い分野の資料を収集、保管、展示、研究、そして教育普及活動を行っています。

博物館は大きく分けて、日本列島の自然と歴史、科学技術をテーマにした日本館と、地球生命の多様性と人類の知恵をテーマにした地球館の二つの展示棟から構成されています。

日本館は美しいネオ・ルネサンス様式の建物で、国の重要文化財にも指定されています。日本の自然環境、固有の生物、そして日本人と自然の関係や科学技術の発展を豊富な標本や資料、ジオラマで紹介しています。忠犬ハチ公の剥製や、フタバスズキリュウの復元骨格などもここに展示されています。

地球館は地球上の生命の進化、宇宙の成り立ち、科学技術の歴史、人類の歩みなどを壮大なスケールで展示しています。恐竜の全身骨格標本（ティラノサウルス、トリケラトプスなど）は圧巻で、多くの来館者を魅了します。科学原理を体験できるインタラクティブな展示も充実しており、子供から大人まで楽しみながら学べます。

広大な敷地内には、屋外展示場や約200種類の樹木が植えられた「筑波実験植物園」のサテライト施設である「自然学習園」もあります。蒸気機関車D51形や、南極観測隊が使用した雪上車などの大型展示物も屋外に展示されており、散策しながら楽しめます。