【地球絶景紀行 シーズン1】エピソード18「迷宮古都 トレド(スペイン)」のロケ地・スポット

番組概要

地球絶景紀行はBS-TBSで放送されているドキュメンタリー番組です。2010年から放送されており、これまで400回以上放送されています。番組内容は、世界中の絶景をハイビジョンカメラで撮影した美しい映像と音楽で紹介するというものです。旅のナレーションを担当する旅人はシーズンごとに変わり、現在は森高千里さんが担当しています。シーズン1は安田成美さんが担当していました。忙しくてなかなか旅に出かけられない。そんな方が自宅で旅人気分になれる番組です。

マドリード Madrid

スペインの首都マドリードは、歴史と文化が深く根ざした活気あふれる都市です。古都の面影を残す街並みや、世界的に有名な美術館、そして美味しいタパスなど、魅力が満載です。

古代ローマ時代からの歴史を持ち、中世、ルネサンス、バロック様式の建築物が街中に点在しています。特に、王宮やプラド美術館は必見です。

アトーチャ駅 Estacion de Atocha

マドリードのアトーチャ駅は、スペイン最大の鉄道駅として知られており、多くの観光客が利用する玄関口となっています。その特徴は、なんといっても駅の中央に広がる熱帯植物園です。

スペインの高速鉄道AVEの主要駅であり、マドリード市内はもちろん、スペイン各地やポルトガルへのアクセスも便利です。

カンポ・デ・クリプターナ Campo de Criptana

カンポ・デ・クリプタナは、スペインの中部、カスティーリャ=ラ・マンチャ州にある小さな町です。この町が世界的に知られているのは、その美しい風車群です。丘の上に立ち並ぶ白い風車は、まるで童話の世界から飛び出してきたかのような幻想的な風景を作り出しています。

この風車群はセルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に登場する風車をモデルにしたと言われています。ドン・キホーテが風車を巨人と思い込み、槍を突きつけるという有名なエピソードは、この地で生まれたのかもしれません。

トレド Toledo

スペインの中心に位置するトレドは、古都としての歴史と、イスラム、ユダヤ、キリスト教の三文化が融合した独特の文化を持つ街です。タホ川に囲まれた丘の上に築かれた街並みは、まるで中世にタイムスリップしたかのような感覚を与えてくれます。

16世紀の画家、エル・グレコが晩年を過ごした街としても知られています。彼の作品はトレドの光と影を捉え、独特の世界観を表現しています。

トレド大聖堂 Catedral de Toledo

トレド大聖堂は、スペインの歴史と文化を象徴する素晴らしい建造物です。スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州トレド県トレドにあるカトリックの大聖堂で、トレド大司教座が置かれています。

スペイン最大のゴシック様式の大聖堂で、そのスケールの大きさに圧倒されます。内部には数多くの芸術作品が展示されており、特に聖歌隊席やステンドグラスは必見です。