【地球絶景紀行 シーズン1】エピソード30「奇岩の大パノラマ カッパドキア(トルコ)」のロケ地・スポット

番組概要

地球絶景紀行はBS-TBSで放送されているドキュメンタリー番組です。2010年から放送されており、これまで400回以上放送されています。番組内容は、世界中の絶景をハイビジョンカメラで撮影した美しい映像と音楽で紹介するというものです。旅のナレーションを担当する旅人はシーズンごとに変わり、現在は森高千里さんが担当しています。シーズン1は安田成美さんが担当していました。忙しくてなかなか旅に出かけられない。そんな方が自宅で旅人気分になれる番組です。

イスタンブール Istanbul

イスタンブールはヨーロッパとアジアを繋ぐボスポラス海峡に面したトルコ最大の都市です。歴史的に見て、ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国など数々の帝国の首都として栄えてきたことから、東洋と西洋の文化が融合した独特の雰囲気を持っています。

ここにはアヤソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿など世界的に有名な歴史的建造物が数多く残っています。

ヴァレンス水道橋 Valens Aqueduct

ヴァレンス水道橋は全長約1kmあったと推測されており、現在も800mほどの部分が現存しています。この水道橋は北は金角湾、南は旧市街を結んでおり、かつてはイスタンブールの街に水を供給する重要な役割を果たしていました。

グランドバザール Grand Bazaar

ここは世界最大級の屋内マーケットとして知られ、その歴史は15世紀にまで遡ります。迷路のように入り組んだ路地には4,000を超える店が軒を連ね、トルコ絨毯、陶器、スパイス、宝石などありとあらゆる商品が所狭しと並んでいます。

ボスポラス海峡 Bosphorus Bridge

ボスポラス海峡はトルコのヨーロッパ側とアジア側を隔て黒海とマルマラ海を結ぶ、世界でも類を見ない特別な海峡です。古くから東西交易の要衝として栄え、現在もイスタンブールの象徴的な存在となっています。

アヤソフィア Haiga Sophia

アヤソフィアは元々ビザンチン帝国時代のキリスト教の大聖堂として建てられました。その後、オスマン帝国によってモスクに改築され、さらに20世紀には博物館として利用されてきました。そして、2020年に再びモスクへと姿を変え現在に至ります。

1500年以上の歴史を持つこの建造物は、キリスト教とイスラム教の文化が融合した独特の美しさを誇り、世界遺産にも登録されています。

サバサンド屋台

サバサンドは焼いたサバを、サクサクのパンに挟んだトルコ料理です。そこに、トマト、玉ねぎ、ピクルスなどの野菜と、レモン汁、オリーブオイルなどをかけていただきます。これは多くの屋台で販売されています。屋台で食べるサバサンドは、できたて熱々の状態でいただくことができ、より一層美味しく味わえます。

Seven Hills Restaurant

イスタンブールのSeven Hills Restaurant(セブンヒルズレストラン)はスルタンアフメト地区に位置し、アヤソフィアやブルーモスクなどの歴史的建造物を眺めながら食事を楽しめることで有名なレストランです。特にシーフード料理が評判で、世界的に有名な料理雑誌「Food & Wine」にも掲載されたことがあります。

パムッカレ Pamukkale

パムッカレはトルコ西部デニズリ県にある、まるで綿菓子のような真っ白な石灰棚が連なる世界的に有名な観光地です。トルコ語で「綿の城」を意味するパムッカレはその独特の景観から「自然の奇跡」とも呼ばれています。

パムッカレの温泉は古くからその効能が知られており、リウマチや皮膚病などに効果があると言われています。石灰棚の上にあるプールで、美しい景色を眺めながら温泉を楽しむことができます。

ヒエラポリス円形劇場 Rome Theatre

パムッカレのヒエラポリス円形劇場は古代ローマ時代の壮大な遺跡として、パムッカレを訪れる人々を魅了するスポットの一つです。ここは2万人を収容できたと言われる巨大な円形劇場で、そのスケールの大きさに圧倒されます。昔は剣闘士の試合や演劇などが行われた場所で、歴史を感じながらその場に立てることが特別な体験です。

カッパドキア

カッパドキアはトルコの中央アナトリア高原に広がる独特の地形と、そこに刻まれた歴史が織りなす、まさに地球が作り出した芸術作品のような場所です。ここの奇岩群は数百万年前の火山活動によって形成されました。火山灰が堆積し、風雨によって侵食され、長い年月をかけて現在の奇岩群となったのです。

ウチヒサール城 Uchihisar Castle

ウチヒサールはトルコ語で「尖った砦」という意味を持ち、その名の通り、カッパドキアの奇岩地帯の中でも最も高い場所に位置する巨大な岩山を要塞として利用したものです。ここは古代ローマ時代からオスマン帝国時代まで、様々な時代に渡って要塞として利用されてきました。

ギョレメ Goreme

ギョレメはカッパドキアを代表する奇岩地帯の中心に位置し、その美しい風景と歴史的な建造物で知られています。ここにはキリスト教徒が迫害を逃れて隠れ住み、岩山をくり抜いて作った洞窟教会があります。壁には美しいフレスコ画が描かれており、当時の様子を今に伝えています。

また、地下深く掘られた地下都市は、敵の侵入から身を守るために作られました。

Cappadocia Cave Resort & Spa

Cappadocia Cave Resort & Spaは歴史と現代が融合したラグジュアリーな空間を提供し、多くの旅行者に愛されています。古代から人々が生活していた洞窟を改装した客室は、独特の雰囲気と快適さを兼ね備えています。岩肌がそのまま残された壁や天井、そして暖炉など、洞窟ならではの温もりを感じることができます。

リラックスできるスパ施設では、様々なトリートメントを受けることができます。カッパドキアの自然の恵みを活かしたトリートメントも人気です。

ローズバレー Rose valley

ローズバレーの最大の魅力はなんといっても夕陽です。奇岩群が夕日に照らされ、まるでバラの花が咲いたかのような光景は、訪れる人々の心を打ちます。

ローズバレーには高さの異なる奇岩群や、深い渓谷など、様々な地形が広がっています。トレッキングコースも整備されており、自然を満喫することができます。