ワンワールド世界一周航空券は3種類

最近、私の周りでも世界一周旅行に出かける人が増えてきました。その多くは定年退職を迎えた人や、転職の合間の自由時間を得た人です。そんな人たちが利用しているのが「ワンワールド世界一周航空券」です。

ワンワールド世界一周旅行券の種類

ワンワールドの世界一周航空券を使うと、加盟航空会社に乗り世界各地の170の地域で、何百もの目的地にアクセスできます。そんな航空券ですが、実は3種類あるのはご存知でしょうか?

oneworld エクスプローラー・世界一周運賃

ワンワールド エクスプローラー・世界一周運賃は、ワンワールド加盟航空会社が提供する世界中の都市を自由に巡ることができる航空券です。訪問する大陸の数によって料金が決まるのが特徴です。

大陸はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの6大陸に分けられます。YoutubeやSNSで投稿されている世界一周旅行の多くは、この航空券が利用されています。要は誰でも使いやすく、一番プランが立てやすいのが特徴です。

グローバル・エクスプローラー・世界一周運賃

ワンワールド航空連合が提供する世界一周航空券の一種で、飛行距離に基づいて運賃が計算されるのが特徴です。大陸ベースで運賃が決まる「ワンワールド・エクスプローラー」と比較して、より柔軟な旅程設計が可能です。

ただし、飛行距離によって運賃が変動するため、料金計算が複雑になる場合があります。利用するマイルを自身で算出しなければいけないため、慣れていない人にとっては面倒に感じるでしょう。

サークルパシフィック・エクスプローラー運賃

サークルパシフィック・エクスプローラー運賃はワンワールド航空連合が提供する世界一周航空券の一種で、太平洋に隣接する大陸を巡る旅程に特化しています。この航空券を使えば、アジア、北米、南米、オーストラリア、ニュージーランドなど、太平洋を取り囲む大陸を自由に周遊できます。

一方でヨーロッパや中東、アフリカには行けないため、旅先が制限されるのがデメリットです。

航空券を選ぶ基準

旅の自由度を優先するのであれば「グローバル・エクスプローラー」ですが、その分プラン作成の負担が大きくなります。一方、「ワンワールド・エクスプローラー」は最も利用者が多いため、ネット上で参考になる情報が多く、プラン作成が楽です。また、料金設定も分かりやすいため予算も立てやすいでしょう。