【名建築で昼食を 大阪編】エピソード1「綿業会館」のロケ地

番組概要

「名建築で昼食を 大阪編」は、建築、旅、暮らしなどを題材に独自の世界観で多数執筆している人気作家・甲斐みのりの著書を原案としたドラマシリーズの続編です。今回は大阪の名建築を舞台に、美しい建物とそこで味わえる絶品ランチが融合した、新しい形の旅番組のようなドラマが展開されます。このドラマを通して大阪の知られざる魅力や歴史的な建造物を、新しい視点から見ることができるでしょう。

綿業会館

大阪綿業会館は昭和初期に建てられた歴史的建造物であり、日本の近代建築を代表する作品の一つです。日本の近代建築の傑作として高く評価されています。ここは渡辺節という建築家が設計し、その華麗な外観と内装は、多くの人の心を捉えています。

建物の各部屋は異なる様式で装飾されています。英国ルネサンス初期のジャコビアン・スタイル、クイーン・アン・スタイル、アンピール・スタイル、アダム・スタイルなど多種多様な様式が混在しており、まるで建築様式の博物館のようです。

各室の窓には鋼鉄ワイヤー入り耐火ガラスが使用されており、戦火を免れたこともこの建物の保存につながりました。

会員食堂

昭和初期の建築様式がそのまま残る建物の中で食事ができるという、他では味わえない特別な体験ができます。基本的に会員のみ利用できますが、綿業会館の見学ツアーに参加すると一般の人でも利用できる場合もあります。

建築情報
  • 大阪市中央区備後町2丁目5番8号
  • 大阪メトロ御堂筋線「本町」駅から徒歩5分
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