【名建築で昼食を】エピソード7「山の上ホテル」のロケ地

番組概要

物語はカフェ開業を夢見るOLの春野藤(池田エライザ)が、「乙女建築」巡りを趣味とする中年の建築模型士・植草千明(田口トモロヲ)とSNSで出会うことから始まります。藤は千明と名建築を巡る中で彼の独特な価値観に興味を抱き、仕事や恋愛に悩む日々の中で、千明のユニークな視点からの何気ない言葉に励まされ、勇気をもらいます。このドラマは、一人の女性が挫折や葛藤を乗り越え、成長していく姿を描いた物語です。

このドラマを通して、建築や食への興味が深まる人も多いのではないでしょうか。

山の上ホテル

山の上ホテルは日本の建築史において重要な位置を占める建物であり、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによって設計されました。1937年に「佐藤新興生活館」として建てられ、その後、山の上ホテルとして生まれ変わり、現在に至るまで多くの文人や芸術家に愛されてきました。

ヴォーリズは明治時代に来日し、日本の近代建築に多大な影響を与えた人物です。キリスト教宣教師として来日した彼は建築家としても活躍し、数多くの教会や学校などを設計しました。ヴォーリズの建築は日本の伝統的な要素と西洋のモダンなデザインが見事に融合しており、山の上ホテルもその代表的な作品の一つです。

長い歴史の中で多くの文人や芸術家に愛され、日本の文化の発展に貢献してきました。

コーヒーパーラー ヒルトップ

山の上ホテルの開業時からある老舗の喫茶店で、長い歴史の中で多くの人々に愛されてきました。木製の重厚な家具やクラシックなインテリアが醸し出す落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。名物はババロアとプリンアラモード。

建築情報
  • 東京都千代田区神田駿河台1-1
  • 各線「御茶ノ水駅」から徒歩6分
  • 現在は老朽化対応のため休館中
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